採用広報・採用ブランディングコンサルティングのカキモトリクオフィスです。今回は採用広報プラットフォーム多様化を「採用広報のステージ」としてご紹介します。
※この記事は2022年6月公開の「採用広報のステージ」を加筆し再構成しています。
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採用広報のステージとは
企業が成長し、採用活動を積極化させるにつれて、採用広報の果たす役割も大きくなります。
単一のプラットフォームで開始した採用広報を、複数のプラットフォームで展開するケースも増え始めています。
そこで今回は、採用広報のプラットフォームを増やし、フェーズごとに高度化させていく考え方について、採用広報のステージとして説明します。
採用広報1.0(コンテンツ発信フェーズ)
採用広報コンテンツを継続的に発信していくためには、一定以上の工数を確保する必要があります。また、コンテンツの企画や制作ノウハウも必要です。
そのため、最初は単一のプラットフォームで開始する企業が多いのではないでしょうか。オウンドメディアやWantedly・noteなどのプラットフォームを利用するケース、またInstagramやXなどのSNSを活用する場合も多いでしょう。
採用動画を展開する場合には、YouTubeやTikTokを選択するかもしれません。いずれかのプラットフォームで採用広報を開始した段階が、採用広報1.0です。
採用広報2.0(複数プラットフォーム活用フェーズ)
採用広報コンテンツを継続的に発信していると、プラットフォームごとの特性から、何らかの課題が浮かび上がってきます。オウンドメディアで展開しているがアクセスを集めにくい、SNSでは理解を深めるためのコンテンツに利用しづらい、などの課題です。
そのため、企業は特性に合わせたプラットフォームの活用を検討します。その結果、複数のプラットフォームを使い分け、採用広報をより効果的に運用するようになります。
複数のプラットフォームによる立体的な採用広報が、採用広報2.0です。
採用広報3.0(ターゲット別展開フェーズ)
複数のプラットフォームをさらに高度に使い分け、ターゲット別にコンテンツを運用するようになる段階が採用広報3.0です。
自社の制度やカルチャー、MVVなど採用広報としてジェネラルな情報発信に用いるプラットフォーム、エンジニア向けのテックブログ、若手や第二新卒向けのTikTokやInstagram、新卒向けには自社採用サイトにおけるオウンドメディアなど、多様な手段で展開するのが特徴です。
コストや工数も多く必要になるため、一定以上の企業規模と予算、マンパワーが求められます。
採用広報4.0(企業広報一体化フェーズ)
採用広報と企業広報を一体化させ展開するフェーズです。広報のターゲットが求職者だけでなくステークホルダー、一般の消費者などまで含むようになるため、より厳密なブランディング戦略が求められます。
大企業がコーポレートサイトで行っている例が一般的ですが、noteのマガジンを活用して採用広報と企業広報、製品広報を同時展開している事例もあります。
採用広報と企業広報を一体化させるフェーズでは、社内の体制整備も重要です。採用広報のみの場合、採用部門が主導して行っているケースも少なくありませんが、企業広報と一体化させるには、広報部門の関与が必須となるためです。
より大きなプロジェクトとなるため、取締役など経営陣の関与も大きくなるでしょう。
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