採用広報・採用ブランディングコンサルティングのカキモトリクオフィスです。今回は採用広報の運用体制について説明します。
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広報部門が主導する採用広報
採用広報を広報部門が主導する場合のメリットは、企業広報と連動させやすい点にあります。とくに最近、大企業を中心にプラットフォーム上で事業広報コンテンツと採用広報コンテンツを同時展開する動きが見られています。
採用広報のターゲットは求職者であり、企業広報のターゲットはステークホルダーや消費者です。とは言え、求職者が企業広報のターゲットに該当するケースもあるため、B2C領域の企業など、採用広報と企業広報をパラレルに展開するケースが増えています。
また、採用活動におけるミッションフィットの重要性が高まっています。企業理念に共感する人材の採用はミスマッチの防止にも貢献するためです。
こうした意識の広がりも、採用広報と事業広報を同時に展開する企業の増加を加速させています。
一方で、広報部門が主導する採用広報の場合、採用活動と連携しにくいデメリットも無視できません。採用職種やペルソナの変更に対応するまで時間がかかったり、採用関連のKPIが入手できないといった点が考えられます。
人事部門が主導する採用広報
多くの企業では、人事部門が主導して採用広報を展開しています。採用広報は、求人メディアに情報を掲載し応募者を集めてふるい落とす従来型の採用活動に課題を感じる企業を中心に利用が増えているため、危機感を感じた人事部門が主体的に動くケースが多いためです。
人事部門が主導した場合のメリットは、なんといっても採用活動と連動させやすい点にあります。しかし、広報的な視点の不足から、採用広報コンテンツを作成しても多くの求職者に見てもらうための施策が不十分な場合も少なくありません。
採用広報コンテンツは作成し、公開するだけではなく、リーチさせるための取り組みまでセットで展開する必要があります。また、コンテンツを公開するにあたりとくに大企業では広報部門のチェックが欠かせません。
コンプライアンス面の確認も必須になりますし、上場企業なら公開する情報に関するセキュリティにも配慮する必要があります。こうした点も、人事部門が採用広報を主導するケースにおけるリスクとなり得ます。
採用広報の運用体制とは
そもそも、採用広報は広報部門・人事部門いずれが主導しようとも、全社的な協力が不可欠の施策です。企業を構成する社員が採用活動に積極的に協力しているという空気感がなければ、求職者は説得力を感じにくいものです。
最近では求人票を作成したりスカウトメールを送信する、場合によってはカジュアル面談まで事業部門が担当するケースも増えています。エンジニアをはじめ職種の専門性が高まり、求職者とのインターフェースを事業部門が担当するのが効率的との認識が広まっているためです。
そのため、採用広報の運用は、広報部門と人事部門、そして事業部門の採用担当者まで含めたプロジェクトとして全社的に推進するのがベストです。toC企業であればビジュアルやコミュニケーションとの連動を図るため、宣伝部門まで巻き込めると良いでしょう。
とくに、採用広報と事業広報のシームレスな展開まで視野にいれつつ、採用活動の強化として取り組むのであれば、その必要性はさらに高まります。
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